どうも、やまさんです。

本日は前回行われた大津校の
熱いレポートを書いていきます!!

大津校は毎週水曜日に開催しており
会場はフットボールパーク御代志にて
毎週スクール活動を行っています。

10月より熊本ゴールキーパースクールでは
ウォーミングアップの内容を全て変え
個々のレベルアップを図っています。

当スクールでは3ヶ月に1回
ウォーミングアップの内容を変えています。
以前までの3ヶ月間は
リズムトレーニングを行いました。

そこではゴールキーパーの
コーディネーションの部分を中心に抑えていき
この3ヶ月で多くの選手が
リズム感を身につけれるようになりました。

そして、10月からの3ヶ月間は
とにかくスピードを上げるために
様々な工夫をして取り組んでいます。

フォームなんて何も気にしません。
逆にフォームを崩してでも
速いスピードで移動して構えるというところを
今回のテーマとして意識させています。

この取り組みを初めてまだ2回目ですが
徐々に選手たちのプレースピードは上がってきており
プレーの質も上がってきたように感じます。

引き続き、今月はスピードを重視して
様々な取り組みにチャレンジしていきます。

それでは、本日も最後までご覧ください。
やっていきましょう!!

出る出ないの判断を迷う選手必見

前回行ったトレーニングは
ブレイクアウェイのトレーニングを行いました。

ブレイクアウェイとは
DFラインを突破された状況のことを言います。

これを多くの選手は技術や戦術と勘違いして
言っていることが多いので
あくまでもブレイクアウェイは状況の名前です。
ここは間違えないように覚えておきましょう!

その中でも前回のトレーニングでは
出る出ないの判断を中心に抑えていきました。

おそらくゴールキーパーの選手たちは
ブレイクアウェイの状況の時に
出る出ないの判断で迷ってしまい
失点に繋がる場面が多々あると思います。

しかし、出る出ないの判断には
GKが出れる条件と出れない条件というのがあります。
その部分を今回は詳しく伝えていきます。

これができるようになると
もっと1対1での判断で迷いなく
ボールへとアプローチすることができ
自信を持ってプレーできるようになります。

まずはGKが出れる条件から話していきます。

ボールがゴールに向かってくるかどうか

GKが前に出れる条件とは
まず1つ目はボールがゴールに向かってくる時です。

ボールがゴール方向に向かってくる時は
キーパーは前にアングルを詰めましょう!

この時にアングルを詰めることによって
シュートコースを消すことができるので
相手FWはとてもやりにくくなります。

前回のシチュエーションでは
ボールが中央かたサイドに出てくるシーンもあれば
サイドから縦パスのスルーパスで
抜け出してくるシーンも多々ありました。

ですので、いつものトレーニングとは違い
ゴールキーパーは様々な状況で
判断を変えなければいけませんでした。

これが、試合で活躍するために一つ鍵を握る部分なのです。
普段のトレーニングでは
選手たちが落とし込みやすいように
状況設定をシンプルにしています。

しかし、今回のように複雑な場合は
ゴールキーパー自らが判断をして
プレーを選択しなければいけません。

試合中はベンチから監督やGKコーチが声を掛けてくれるとは思いますが
プレーする選手はあなた自信です。
ですので、そこで正しい判断ができなければ
すぐに失点に直結してしまいます。

ですので、GKが前に出れる1つ目の条件が来た場合は
迷わず前に出てシュートコースを限定していきましょう。

ドリブルがゴールに向かってくるかどうか

次にもう一つの条件を説明していきます。
GKが前に出れるもう一つの条件は
ドリブルがゴールに向かってきた時です。

この状況になった時には
ゴールキーパーは前に詰めて限定していきましょう。
また、この時にゴールを限定する時に
ジョッキーと言われる戦術方法を使ってプレーしてみましょう。

ジョッキーとは角度のない方向へと追い込んでいくことを言います。
ドリブルがGKに向かってきたからといって
相手と正対して前にアングルを詰めても
相手からしたら何も怖くありません。

なぜなら、FWの選手たちはドリブルするコースがたくさんあるからです。
ですので、この時にジョッキーを使って
ファー側は完全に切ってニア方向へと相手を追い込んでいきましょう。

これらの条件が揃えば、GKは前に出てプレーすることができます。
反対にこの逆バージョンはゴールを守ることを一番に意識しましょう。

ボールがゴールから離れている時に前に出てしまうと
横パスを出されて失点してしまったり
逆にシュートコースが空いてしまって失点する恐れがあるので
まずはゴールを守ることを最優先に考えてプレーしてください。

大津校の選手たちも出る出ないの条件を理解してからは
たくさんシュートを止めれるようになって
最後のゲーム形式では非常に質の高いトレーニングができました。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、次回の投稿でまたお会いしましょう。

☆情熱GKコーチ:やまさん☆