どうも、やまさんです。

本日は前回行われた大津校の
熱いレポートをしていきます!!

前回の大津校のトレーニングでは
クロスボールのトレーニングに挑戦しました。

あなたはクロスボール得意ですか?
恐らく多くの選手はクロスボールを苦手としていて
中々思うようにプレーできないと思います。

日本人のキーパーはよくクロスボールが苦手と言われます。
なぜなら、練習量が圧倒的に少ないからです。
ヨーロッパのキーパーなどを見ると
クロスボールのトレーニングはかなりやっています。

ですので、日本人がクロスボールが苦手理由は
圧倒的に練習量が少ないからです。

熊本GKスクールでは月4回あるうちの
1回はできるだけクロスボールの
トレーニングを行うようにしています!!

前回はクロスボールの中でも
ポジショニングのトレーニングを行いました。
クロスボールが苦手な選手のほとんどは
ポジションができていません。

しかし、クロスボールではポジションが最も重要
と言っても過言ではないくらい
クロスボールにおいてのポジションは大切です。

前回はこの部分について深く触れていったので
ぜひ、最後までご覧ください。
それでは、やっていきましょう!!

 

小学生はジャンプ経験が圧倒的に少ない!

まず初めに行ったトレーニングは
ジャンプ&キャッチのフォーム改善から行いました。

大津校では今年入って初めての
クロスボールのトレーニングだったため
新しい選手はまだ何も分からない状態でのトレーニングでした。

ジャンプ&キャッチとは
俗に言うハイボールキャッチのことを言います。
ハイボールとは高いボールの状況のことで
技術の名前ではないのでここは間違えないようにしておきましょう。

ジャンプ&キャッチでまず意識させた点としては
下半身と上半身の使い方についてです。

小学生というのは中々ジャンプの経験がない為
大人が思っている以上に
高くジャンプすることができません。

では、どうやったら高くジャンプできると思いますか?
それは下半身と上半身を上手く連動させることです。
もちろんジャンプ経験を積ませることも大切です。

ジャンプが中々高く跳べない選手というのは
上半身と下半身が上手く連携できていません。
ですので、その部分を中心にまずは抑えていきました。

まず、下半身は高く遠くに飛ぶために
カウンタームーブメントジャンプを意識させました。
カウンタームーブメントジャンプというのは
かかとから付いてつま先で蹴るジャンプのことを言います。

このように着地して飛ぶことによって
いつもよりも高く遠くにジャンプする事ができます。

また、上半身はそれと同時に
腕を大きく上に振り、連動させることによって
いつもの倍は高くジャンプする事ができます。

バレー選手やバスケット選手がなぜあれだけ
ジャンプ力があるかは、ジャンプ経験が普通の人よりも
多く経験しているのであれだけのジャンプ力を持っています。

ゴールキーパーもジャンプ力は言わずとも必要だと思うので
ぜひ、今回のことは意識してやってみてください。

ポジショニング(身体の向き)

次にポジショニングに触れていきましょう!

前回の状況としては中央からサイドに
パスが出てサイドからクロスボールが上がってくる
想定でトレーニングを行いました。

この時によく起こる状況としては
ボールウォッチャーになることです。

ボールウォッチャーというのは
ボールを見過ぎてしまうことなのですが
ゴールキーパーがボールウォッチャーになって
クロスボールを対応してしまうと

身体の向きが自然とシューターの方を向いてしまって
ファーにきた時に対応が難しくなってしまいます。

ですので、クロスボールに対しての身体の向きというのは
常に半身の状態でニアもファーも飛び出せる
身体の向きを作って対応するようにしましょう!!

また、その時に移動方法として
バックステップを使って移動するように伝えました。
初めは多くの選手がサイドステップで移動をして
ポジションを取ろうとしていたのですが

前回の状況でサイドステップを使ってしまうと
身体の向きがシューターを正対してしまうので
必ずクロスの状況の時にはバックステップで移動して
正確なポジションを取るようにしましょう。

ポジショニング(立ち位置)

先ほどはポジショニングおいて
重要な身体の向きをお伝えしました。

次に意識させたこととしては
ポジショニングの立ち位置ですね!!

前回はクロスボールが上がってくるだいだいの位置を
ゴールエリアの延長線上付近から
クロスが上がってくる想定で行いました。

この時にまず考えることとしては
そこからシュートがあるかどうかを
1番に考えるようにしてください。

恐らく前回の状況であれば
あんまりシュートは考えられないと思います。
そうすると自然と立ち位置は高くなりますよね!?

次に考えることとしては
ニアに来られても間に合う位置に立つことを考えます。
ニアでボールを触られると相手もスピードに乗ってきているので
立ち位置次第では相手の方が先にボールを触られるリスクがあります。

ですので、立ち位置としては
真ん中よりも少しニア寄りに立つことを
意識してポジションを取りましょう!

これがポジショニングにおいて重要なことです。
まだまだクロスボールの対応に対しては
奥深い理論がたくさんあります!!

ゴールキーパーもいきなり急激に伸びることはありません。
しかし、正しい努力を毎日コツコツ積み上げることで
一歩ずつ成長していくことができます!!

焦らず前進できるように頑張っていきましょう!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは次回の投稿でまたお会いしましょう!

☆情熱GKコーチ:やまさん☆